サウザンド京都でのスペシャルディナー翌日。2月2日「南アフリカワインの日」には、大阪ワッシーズダイニングスープル様と共催で南アフリカワイン試飲販売会を開催いたしました!
8種類の南アフリカワインとマリアージュ付料理で8800円、さらに気に入ったワインはその場でご購入頂けるという即売会。申し込み開始早々、予約がほぼ埋まるという人気ぶり。
「あれ、南アフリカワインってこんなに人気なの?とびっくりしました」とワッシーズの鷲谷紀子さん。
会場のワッシーズダイニングスープルは、大阪・四天王寺のワイン専門店「ワッシーズ」直営のレストラン。「ワインが美味しくなるためのフレンチ、フレンチが美味しくなるためのワイン」がコンセプトの素敵なお店です。
普段からグラスで南アフリカの泡(グラハムベック)を提供しており、根強い人気だそう。
そして今回もWOSA Japanプロジェクトマネージャー高橋佳子が、南アフリカワインの世界をナビゲート!セレクトも高橋が担当させて頂きました。
<ワインアイテム>
- Weltevrede Philip Jonker Brut The Ring 2013(輸入元:アークセラーズ)
- Saurwein Chi Riesling 2022 (輸入元:マスダ)
- Wildeberg Terroirs Chenin Blanc 2021(輸入元:三国ワイン)
- Dorrance Chardonnay Cuvee Anais 2022(輸入元:ラ・ラングドシェン)
- Shannon Rockview Ridge Pinot Noir 2020(輸入元:スマイル)
- Van Loggerenberg Geronimo Cinsault 2020(輸入元:ラフィネ)
- Mullinuex Syrah 2020(輸入元:モトックス)
- Ernie Els Wines Cabernet Sauvignon “Major Series” 2018(輸入元:エステート・ワインズ)
ワッシーズさんのこだわりの一つが多彩なグラス。今回も8種のワインにぴったりと合ったグラスをセレクトして頂きました。
まずは、Weltevrede Philip Jonker Brut The Ring 2013で乾杯!
「どうですか、お味は?」と高橋氏が皆様に投げかけると、「美味しい…」と呟きが会場に広がります。
48ヵ月熟成の細かい泡、アフターに栗のような香ばしい風味もあり、とても複雑なキャップ・クラシックです。
お料理①和歌山産の天然真鯛のセビーチェ。
キュウリや赤玉ねぎ、バジル、そしてライムが清涼感と酸味をプラス。
× Weltevrede Philip Jonker Brut The Ring 2013
× Saurwein Chi Riesling 2022
美人醸造家ジェシカ・サワーヴァインが造るリースリングは即売会でも特に人気が高かった1本。透明感のある美しい味わいが、セビーチェの酸味や清涼感にもぴったりでした。
お料理②フランス最高級黒トリュフ「メラノスポルム」のスクランブルエッグ
× Wildeberg Terroirs Chenin Blanc 2021
× Dorrance Chardonnay Cuvee Anais 2022
最高級のトリュフの香りにうっとりする贅沢な一皿は、スープルの名物料理。
旨味が凝縮した古木のシュナンブラン、そして樽が強すぎない調和のとれたシャルドネとよく合います…。
お料理③兵庫 日向牧場さんのカチョカバロチーズのピザ
ホールで丸々出てきた熱々ピッツァに、皆様の眼がきらり!
× Shannon Rockview Ridge Pinot Noir 2020
× Van Loggerenberg Geronimo Cinsault 2020
こちらには赤ワインを合わせました。スパイシー&スモーキー、鰹節のような風味のある大人っぽいエルギンのピノノワール。味わいにはボリュームもあり、ベーコンやチーズのパンチがきいたピッツァにぴったり。このピノノワールはあと3~5年寝かせて飲んでも美味しそうです。
もう1本は、透明感極まりないニュースタイルのサンソー。「繊細なタンニンとチャーミングな味わいが引き立つように」とあえて小さめのグラスで供されました。赤果実主体のきれいな果実味と旨味のバランスが素晴らしく、するすると飲めてしまいます。
同じヴィンテージなのに、色調も全然違います。
お料理④北海道蝦夷鹿のパルマンティエ 金柑のコンポート
赤ワインソースのこっくりとした濃厚な一皿には、フルボディな赤を。
× Mullinuex Syrah 2020
× Ernie Els Wines Cabernet Sauvignon “Major Series” 2018
南アフリカが誇るトップ生産者の一人、マリヌー。フィンボス感たっぷりで引き締まったシラーは、南アフリカならではの味わい!「フィンボス」とは、南アフリカに広がる灌木植物群のことで、ワインの香りの表現にも用いられるんです。
ラストのカベルネも、しっかり熟した果実味が感じられつつ、どことなく清涼感があり端正な印象。ニューワールドのCSは重すぎて…という方も、こちらなら大丈夫なはず。
渾身の南アフリカワイン8種に合わせたお料理との絶妙なマリアージュ、そして高橋佳子の熱い熱い南アフリカワイントークが炸裂した2時間。
「南アフリカに興味を持った」「行きたくなった」と大好評で、たくさんお買い上げ頂きました!
驚いたのは南アフリカワインへの関心の高さ。
最初に「これまでに南アフリカワインを飲んだことがある人?」とアンケートを取った際には、ほぼ全員が挙手。更に現地を訪問したことがある&これから訪問予定の方もいらっしゃいました。
前日の京都でのイベントと2日連続で来てくださったお客様もおり、とても嬉しかったです。
2000年代の古い南アフリカワインのエチケットを持ってきてくださった常連さんも!
ウォーカーベイのピノノワール好きというこちらのお方、「南アフリカワインはブルゴーニュなどと比べて値上がり率が少なく、比較的安価で美味しいワインが買える」と南アフリカワインを愛飲して下さっているそう。
皆様のお話も直接伺えて、素敵な会となりました。
ご参加頂きありがとうございました。
<Aya Mizukami>